ビルドシステムの鈴木裕太が便利なWidgetを作成
今回、紹介するのはビルドシステムの鈴木裕太が作成したExcelレポート機能のWidgetを紹介します。
まず作成した鈴木裕太について簡単に紹介します。1995年、ビルドシステムの創立メンバーとして参画、2021年現在でも開発者として働いています。詳しくはビルドシステムホームページのインタビュー記事で紹介しています。ぜひそちらもご覧ください。
このWidgetはどんなの?
このWidgetはJXLSerです。JXLSerは簡単に説明するとExcelレポートの生成を簡単にする小さなJavaライブラリです。Jxlsは、Excelテンプレートの特別なマークアップを使用して、出力の書式設定とデータレイアウトを定義します。
Excelレポート完成時
jXLSerは、Excelレポート機能をアプリに提供します。jXLSライブラリをラップし、非常に使いやすいです。jXLS用のExcelレポートテンプレートを用意するだけで、複雑なプログラムや設定なしでExcelレポート生成機能を実装できます。さらに、複数のテーブルを含むレポートなどの複雑なレイアウトを処理できます。
- ほとんどのエンジニアに直感的な使いやすさを提供します
- 複数のパラメータをテンプレートに渡すことができます
- パラメータの非永続エンティティをサポートします
- リストを出力するだけでなく、複数のグリッドを含む無関係なエンティティをデータモデルに表示することができます
テンプレート
ドメインモデル
どんな時に活躍するか
これは複雑なExcelレポートを簡単に実装する場合に役立ちます。
機能と制限
AddJxlsContextParameterアクション
テンプレートにマージするコンテキストパラメータオブジェクトを指定します。
AddJxlsContextParametersアクション
テンプレートにマージするコンテキストパラメータオブジェクトリストを指定します。
ProcessJxlsTemplateByFileDocumentアクション
指定されたコンテキストパラメータとテンプレートファイルをマージしてExcelファイルを生成します。テンプレートファイルは、MendixのSystem.FileDocumentオブジェクトで指定されます。
ProcessJxlsTemplateByResourcePathアクション
指定されたコンテキストパラメーターとテンプレートファイルをマージして、Excelファイルを生成します。テンプレートファイルをプロジェクトのリソースフォルダーに保存し、そのパスを指定します。
インストール
インストールするにはMendix7.23.7以降が必要です。このモジュールはMendix MarketPlaceから簡単にダウンロードできます。