コラム

Mendixの特徴

2024/08/10

1. Mendixの特徴は?

Mendixは、Webで革新する組織のために、Webやモバイルアプリケーションを構築し継続的に改善できる、最も速く最も簡単なプラットフォームです。アプリケーションの開発と配信を包括的に提供する唯一のローコード高速アプリケーションプラットフォームであり、アイデア、開発、展開、運用に至るまで、アプリのライフサイクル全体に対応した統合ツールセットです。

Mendixは、1つのプラットフォームでノーコード(ビジュアルモデリング)とローコード(共同作業を行う機能横断型チームをサポートするための拡張可能な統合ツール)の両方を提供する特徴があります。

Mendixの開発プロセスは、エンタープライズアプリケーションの要求に合わせて設計されています。これらのアプリは保守性、高い性能性、拡張性があり、エンタープライズシステムの複雑な仕様に対処することができます。

プラットフォームでのコラボレーション機能やビジュアル開発機能により、Mendixは、さまざまな経歴を持つ幅広い役割の人々が、継続的にビジネスの価値を提供するためのアプリケーションを構築することを可能にします。

このセクションでは、Mendixがローコード市場で他の製品と異なる点を説明します。

2.Mendixのイノベーションの歴史は?

アイデアや技術を持つ人々が集まるとイノベーションが起こります。イノベーションの文化は創業当時からMendixにあり、その結果、業界初の革新の歴史が始まりました。以下は、Mendixでのイノベーションのほんの一部です。

  • AI支援開発をサポートする初のローコードプラットフォーム(2018)
  • Mendix Studio によるローコードとノーコードのコラボレーション(2017)
  • モデルAPIとSDK(2015)
  • Mendixの開発者同士のモデル共有(2015)
  • Cloud Foundryのサポート(2014)
  • ワンクリックでのクラウド展開(2013)
  • 完全なアプリケーションライフサイクル管理をサポート(2012)
  •  App store(2010)
  • Webベースのアプリケーション、AJAX(2005)

お客様が差別化アプリケーションを記録的な速さで提供できるように、Mendixプラットフォームは最新のテクノロジを使って常に最新の状態で存在し続けることを約束します。

3. Mendixはどのようにビジネス価値の向上に焦点を当てていますか?

アプリケーションを迅速に提供することは、ローコードプラットフォームを採用する主な理由です。アプリケーションの開発で敏捷性と規模の拡大を成し遂げるために、Mendixは、スピード、コラボレーション、コントロールを掲げています。これは、ビジネス側とIT側を結びつけ、両者に共通の言語を提供することで行われます。

Mendixでは、ビジネスユーザーは、アイデアや継続的フィードバックプロセスでの要求管理から、ビジュアルモデルでの開発まで、アプリケーションライフサイクル全体に関与します。Mendixプラットフォームにより、開発チームは、ビジネスユーザーの関与に重点を置きながら DevOps を活用することができます。次のセクションでは、コーディング経験がないビジネスユーザーがどのようにMendixでアプリを構築できるかについて説明します。

4. 1つのプラットフォームでMendixはローコードとノーコードの両方をどのように提供しますか?

ノーコードツールとローコードツールはどちらも、ビジュアルおよびモデル駆動型のアプリケーション高速開発で変革します。「ローコード」と「ノーコード」は、時に誤解を招くことがあります。Mendixでは、これらの主な違いはツールを使用する人によると思っています。

  • ノーコードツールを使用すると、ユーザーはコードを記述せずにアプリを構築できます。利用者は、ビジネスアナリスト、ビジネス側の開発者、およびシチズンデベロッパー(ソフトウェア開発の経験がまったくない、またはほとんどないユーザー)です。
  • ローコードツールは、あらゆるレベルのソフトウェア開発経験を持つ開発者が利用できます。

両グループの力を活用したい組織は、ビジネス側の開発者とプロの開発者の両方が使える迅速なアプリケーション開発プラットフォームを探すべきです。すべてのユーザーが快適に利用し、自らアプリを作成できる必要があります。しかし、真の価値は、さまざまな経験を持つビジネス側とIT側の開発者チームが単一のプラットフォームでコラボレーションし、同じ目標達成に注力することです。つまり、これまでにない速さとインストール不要のツールで、ビジネス上の問題を解決するアプリを構築することが重要です。

Mendixプラットフォームは、 Studio Pro のビジュアルモデリング環境を提供し、それらを組み合わせることで、ユーザー全員に統合モデル駆動型のアプリ開発を提供します。さらに、これらのモデリング環境はMendix Developer Portal と統合されています。

5. Mendixは完全なアプリケーションライフサイクルの管理をどのようにサポートしますか?

Mendixプラットフォームは、アプリケーションのライフサイクル全体をカバーするように設計された統合ツールセットを通じて、アプリケーションの迅速な配信をサポートします。ビジネス側は、要件管理、 User story 、 Sprint 、リリース計画のバックログを作成できます。その後、開発者は、 Studio Pro を使用して、 User story をもとに迅速に構築し、モデルを継続的にマージし、Mendix Application Test Suite(ATS)を使用して自動でテストし、フィードバック機能とコラボレーション機能で改修し、Mendix Developer Portal を使用して展開することができます。

6. Mendixクラウドネイティブアーキテクチャとは何ですか?

Mendixクラウドネイティブアーキテクチャにより、新しい機能を提供するために必要なスピードと柔軟性をサポートしながら、アプリケーションとノードを拡張できます。プラットフォームに組み込まれているアジャイル機能と DevOps 機能がCloud-Foundry(PaaS)と組み合わせることで、小規模のチームが移植性の高いマイクロサービスのアプリケーションをコンテナに展開できるようになります。

Mendix Runtimeは、The Twelve-Factor Principlesを使用して、クラウドネイティブアーキテクチャのコンテキスト内でアプリケーションを実行します。 Mendixクラウドは、AWS上で実行されるCloud Foundryを使用したPaaSベースのクラウドアーキテクチャです。

7. Mendixはどのような戦略的パートナーシップをもっていますか?

Mendixは、ローコード開発のスタンダードになるよう努めており、積極的にプラットフォームを追求し、戦略的パートナーと統合しています。SAPは、Mendixを採用した最初の戦略的パートナーです。

SAPは、ソリューションを拡張するための高速アプリケーション開発プラットフォームとしてMendixプラットフォームを採用しました。SAP Solution Extensionとの提携により、SAPから直接Mendixを購入できるだけでなく、サポート窓口を活用しながらMendixをSAPに統合し、さまざまな方法でMendixを迅速かつ簡単に統合することができます。 

Mendixはクラウドネイティブアーキテクチャのため、さまざまなクラウド上でMendixアプリを実行することができます。

翻訳元:https://www.mendix.com/evaluation-guide/mendix-difference

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