クラウド上で動作する
統合型データプラットフォーム
Snowflakeは、クラウド上で動作するデータ管理システムです。
企業がデータを効率的に管理・分析・活用できるよう設計されています。
データレイクやデータウェアハウス、データサイエンスなどのワークロードに対応し、
例えばさまざまな部署や工場のデータを一箇所に集め、
リアルタイムで見られるようにすることで、すばやい判断ができるようになります。
表形式のデータ（売上や在庫の数値）、メールや報告書のテキストデータ、画像や動画などのマルチメディアデータなど、
構造化・半構造化・非構造化データを柔軟に扱え、データ運用の自動化により運用負荷を軽減し、
迅速な意思決定と競争力向上を実現します。
データレイク機能
（様々なデータの保管庫）
・画像やセンサーのデータも保存し、必要なときに活用できる
・データをためておくことで、長期間の傾向を分析できる
・AI（人工知能）や機械学習にも使えて、より便利に
データウェアハウス機能
（データ整理＆分析）
・Excelや紙に書いたデータを、コンピュータ上でかんたんに整理
・数字を自動で計算し、売上や生産状況のレポートをすぐに作れる
・分析ツールと連携し、より深いデータの活用が可能に
トランザクション処理
（リアルタイム対応）
・すぐに最新データを確認し、工場の状況をリアルタイムで把握
・受注や在庫データを即座に更新し、無駄な作業を減らす
・業務システムとつながり、手作業を減らして効率アップ
主な特徴
Snowgrid
・異なるクラウドサービス（AWS・Azure・GCP）のデータを一箇所にまとめて管理
・データの安全性を高め、セキュリティ対策を強化（不正アクセスを防ぐ機能も搭載）
・データの形式を変えずに、すぐに使える状態で共有できる（変換作業が不要）
→ 異なるシステムやクラウドサービスを使っていても、データをバラバラにせずに一括管理できます。
Near-zero maintenance
・サーバーやシステムの設定・調整を自動化し、手作業が不要
・データの検索速度が速くなる仕組み（マイクロパーティショニング）を自動適用
・過去のデータも自動でバックアップされ、復元もすぐにできる
→ サーバーの管理やデータの整理に時間をかける必要がなくなり、運用が楽になります。
Secure Data Sharing
・ETLのようなデータ転送や複製をせずに、別の部署や取引先ともリアルタイムに最新データを共有できる
・暗号化技術を使い、アクセス権を細かく設定し、安全にデータをやり取りできる
・Data Marketplace、データクリーンルームを利用した外部データ参照と連携分析が可能
→ リアルタイムで最新データを見られるので、無駄なやり取りや手間を省けます。
SnowPro® Certifications
Snowflakeには、データの管理や活用に関するスキルを証明する資格制度があります。 特に、以下のような資格があり、データ活用を進めるエンジニアやIT担当者が取得すると、より効果的にSnowflakeを活用できます。
・基本レベル
✓ SnowPro Core Certification
→ Snowflakeの基本的な使い方やデータ管理の知識を証明する資格です。
・応用レベル（専門分野別）
✓ Data Engineer（データ処理の自動化）
✓ Data Scientist（データ分析やAI活用）
✓ Data Analyst（データの可視化とレポート作成）
✓ Administrator（システム管理やセキュリティ）
→ もし社内でデータ活用を進める担当者がいる場合、この資格を取得すると、より高度な活用が可能になります。
Snowflakeの優位性まとめ
クラウドファースト設計
・必要なときだけリソースを増やしたり減らしたりできるので、ムダなコストが発生しない
・「ストレージ（保存する場所）」と「計算処理（分析する機能）」を分けて管理できるので、処理が速く、柔軟に対応できる
→ データの量が増えても、必要な分だけ使えて経済的。
統一されたデータプラットフォーム
・表形式（売上・在庫）、センサーのログ、画像・動画など、すべてのデータを一箇所で管理
・データの検索・分析が簡単になり、「どこに何があるか？」をすぐに把握できる
→ データを探す手間がなくなり、すぐに使える環境を整えられます。
運用の簡素化
・Snowflakeはサーバーの管理が不要なので、運用負担・リソースを大幅に軽減
・更新やメンテナンスの作業が減り、ITの知識がなくても安心して使える
→ システムの管理に手間をかけずに、本来の業務に集中できます。
マルチクラウドとガバナンス
・さまざまなシステムと連携できるので、将来的な拡張性も高い
・データのセキュリティ対策がしっかりしており、安心して利用可能
→ データの安全性を確保しながら、将来の成長にも対応できる仕組み。
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