2017.09.20IoT , ソリューション , ビジネスサービス , 事例 , 業種

建物管理におけるIoT:「Lora+Mendix」で建物を管理する方法

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Leon van Moorsel
2017年6月20日

今日、「破壊的技術」は、私たちの生活や労働の世界を大きく変えようとしています。
多くの企業はこの「破壊的技術」に多くの可能性があることを認識していますが、自社に取り込むための時間とリソースが不足していると考えています。
その結果、こうした企業の活動はビジネスの革新ではなく、現在の業務を維持することに重点を置くことになってしまいます。

これらの企業のIT担当役員、マネージャーは適切な開発プラットフォームを利用することによって、すぐに破壊的技術を利用できるようになることを知りません。
こうした開発プラットフォームを利用することによってリソースをかけずに簡単に破壊的技術を利用したアプリケーションを構築することができるのです。

このブログでは、OctoがInternet of Thingsをアプリに取り入れることでビジネスを革新した方法をお話します。

OctoがどのようにIoTを使って建物のパフォーマンスを把握したのか
Octoは、Internet of Thingsアプリケーションのデータから、建物を最適化します。
ほとんどの建物では、サーモスタットが温度を測定し、人感センサーが建物内の人を検出し、換気システムがCO2レベルを測定するなど、多くのデータが収集されています。
しかしながら、これらのデータは単独で使用され、相互に接続されていないため、建物の全体的なパフォーマンスを明確に把握することはできません。

 

OctoのIoTアプリケーションは、既存のデータを追加のセンサデータで結びつけます
多くの建物で利用されているほとんどのデータが単独のデータなので、Octoは、最小数の新しいセンサーを新たに設置し、さまざまなデータを収集することによってすべてのデータを結びつけます。
すでにあったデータに加えて新しく取得するデータを組み合わせて、そのすべてのデータに対して機械学習を適用することで、Octoは建物のパフォーマンスを改善するための課題と、対処するタイミングを特定します。
そして建物の最適化のための実用的な改善案を顧客に提供します。
エネルギー量を最小限に抑えて健康的な室内環境を作り、室内の利用状況を考慮してより効率的に掃除を行うようにします。

 

複数のソースからのデータがダッシュボードに表示される
Octoは、よりスマートな操作を可能にするアプリケーションを開発しました。
既存の建物管理システムとセキュリティシステムを同じデータベースに接続し、センサーなどの複数のIoTエンドポイントを追加して、全体を把握できるようにしました。
これらのIoTエンドポイントは、LoRaを利用してすべてのデータが格納されているMicrosoft Azure上のIoTソフトウェアに接続します。
ユーザーが利用するIoTアプリケーションはMendix上に構築され、Microsoft Azureからデータを取得してダッシュボードとして提供されます。

 

実用的な改善策により、費用対効果の高い建物と優れたパフォーマンスを実現
Octoはこれらのダッシュボードを使用して、さまざまなステークホルダーのための建物のパフォーマンスをすべて明らかにし、改善すべき情報を提供します。
ユーザーである建物の管理会社は、すべての部屋の占有率をチェックし、それに応じて清掃箇所を調整することができます。
占有率と外気温に基づいて、OctoのIoTアプリはエネルギー節約の可能性に関する分析結果を提供します。
さらに、このアプリケーションは、建物のパフォーマンスを政府機関のルールと規制に準拠させるレポートを提供します。

OctoのIoTアプリケーションは、建物のパフォーマンス向上に加えて、予測的なメンテナンスを通じて建物をよりコスト効率の良いものにします。
この目的のために、彼らは専用のセンサーを開発しました。
現在、一般的に木材のメンテナンスは、木材の状態にかかわらず腐敗を防ぐために6年ごとにメンテナンスが行われています。
OctoのIoTアプリケーションの利用者は、木材の湿度が常に測定されるためメンテナンスは必要なときにのみ行われます。
これにより、メンテナンス時間が6年に1回から8年に1回になりました。

 

OctoはMendixを使用して、顧客のフィードバックに基づいて新しい機能を迅速にアプリケーションに追加できます
Octoは、予測分析を適用できる温度、CO2レベル、エネルギー消費量、建物の占有率のみを収集したMendix上の小さなIoTアプリをつくり、小さなサービス提供から始めました。

その後、顧客の声を聞いて、新しい機能のアイデアが生まれると常にIoTアプリを拡張してきました。

OctoのためのMendixのもう1つの利点は、IoTアプリが設備管理者や管理者から機械技術者や政府までさまざまなステークホルダーによって使用されていることです。
Mendixでは、これらのステークホルダーに対してさまざまな役割を簡単に作成して追加することができます。
新しいステークホルダーが現れると、わずか3週間で新しく概念実証を作成することができ、9週間後にすでにIoTアプリに実装することができました。
これは、開発プラットフォームの柔軟性と速度をあらわしています。
OctoのIoTアプリは、すでにJJL Real Estateのthe Green Brickや欧州連合(EU)の革新的なリーダー達など、いくつかの革新的な賞を受賞しています。

翻訳元:

How Octo Provides Insight into Buildings’ Performance Through IoT

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