2018.09.04IoT , Mendixで課題解決 , Mendixとは?

プログラム経験なしのリチャード氏がどのようにIoT Appを開発したのか?

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Nick Ford
2017年9月19日

高速開発者シリーズでは今回、リチャード・ヴァン・オスナブラッジ氏のMendixアプリケーション開発経験をお話します。
リチャード氏は、Mendixのパートナーであるファーストコンサルティング社(オランダ)のビジネスコンサルタントです。
顧客のビジネスの価値を創造し、ビジネスを革新することに関心を持っています。
リチャード氏はそれまで、アプリケーション開発の経験はありませんでした。ところがファーストコンサルティング社はLow-Codeプラットフォームでアプリ開発することによって顧客のビジネスをより革新できると判断しました。
そんな中、リチャード氏はアプリケーション開発の経験なしにどのようにIoTアプリを開発し、彼の顧客のビジネスを革新に導けたのでしょうか?

 

あなた学生時代の専攻は?職歴は?アプリケーションの開発経験はありますか?私の唯一のアプリケーション開発の経験は、子供の頃に小さなウェブサイトを制作したことでした。
システムエンジニアである私の父は、常に最新のコンピュータを家に持ってきてくれて、私に最新の技術についての興味を持たせてくれました。
デルフト工科大学で航空宇宙工学と機械工学の両方を学び、Fokker Aerostructures(オランダの航空会社)のエアバスA380プロジェクトで働いていました。
しかし、航空機産業はITの面ではかなり遅れていて、ビジネスを推進する為には何かが欠落していると感じるようになりました。
そして3年前、私は、コンサルティング会社であるファーストコンサルティング社に転職しました。
このコンサルティング会社は、企業の業績向上とビジネスプロセスのデジタル化を支援する会社です。

 

Mendixをどうやって知ったのですが?あなたの第一印象はいかがでしたか?
まず始めにmendixを紹介してくれたのは、ファーストコンサルティング社のビジネステクノロジのリーダーであるPaul ten Haaf氏からでした。
彼は、Mendix プラットフォームを活用してビジネス側とIT側が一緒にビジネスプロセスをデジタル化した大規模エネルギー供給業者の事例を説明してくれました。
その後すぐに、Mendixを初めて触ってみる経験をすることができました。それはロッテルダムのMendixオフィスで行われた3日間のイントロダクションコースでした。
トレーナーのRene van Hofwegen氏はMendixの全てを解説してくれました。
私はそこで、Mendixを使えばあらゆる可能性が広がる!と、感銘を受けました。

 

Mendixの学習に最も役立ったのは何ですか? Mendixを学ぶのにどれくらい時間がかかりましたか?
3日間のイントロダクションコースは、Mendixの基礎を学ぶのには最適でした。イントロダクションコースの後、私はファーストコンサルティング社のMendixプロジェクトに取り掛かりました。
仕事をしながら学び、時間が経つにつれ、私のMendixに関する知識は急速に増えていきました。
私は、イントロダクションコースの理論を現場で実践し、同僚やMendixのコミュニティに質問することによって、Mendixでアプリケーションを開発する方法を習得していきました。

 

Mendixを使って何を構築しましたか?あなたが作った一番のアプリやプロジェクトは何でしょう?
ここ数年、私はファーストコンサルティング社のクライアント向けに多くの革新的なアプリケーションを開発してきましたが、Hortilux(植物育成システム)向けに開発したIoTアプリケーションに勝るものはありません。

私はチームのメンバーと一緒にHORTISENSEと呼ばれるHortilux用のアプリケーションを構築しました。
このアプリケーションを使うと、栽培者はIoTを利用して温室のパフォーマンスをリアルタイムで把握することができます。
温室内のセンサーを通して、アプリはいくつかのダッシュボードを介して、例えば光量、温度、CO2レベル、エネルギー消費量などの情報を表示します。
このアプリケーションは、ダッシュボードで提供する情報に加えて、日光やエネルギーコストに基づく最適な照明計画、ライトの残りの寿命など、実行可能な洞察力を提供しており、さらに修理が必要な個所の情報を事前に送信することができるのです。

HORTISENSEはHortiluxに差別化をもたらし、ビジネスモデルを根本的に変えました。
彼らは、照明を製造するメーカーと売り手から、トータル・ライト・ソリューション・プロバイダーにシフトしました。
私はHortiluxにビジネスの価値を提供し、インターネットを使った革新的な技術を適用することによって、お客様の1平方メートル当たりの収量を向上させることができました。

 

開発プロセスはどのようなものでしたか?
まずはじめに、APX(オランダのエネルギー市場)の過去のデータに基づいてエネルギー価格を予測し、この洞察に基づいてさらなるステップを踏み出すPoC(概念検証)から始めました。
PoCによって、Hortiluxの為にMendixを利用することの可能性を確信させました。
いくつかのホワイトボードセッションの中で、このアプリケーションのアイデアを全員で共有し、これらのアイデアを設計スプリントのインプットとして使用しました。
設計スプリントの間に、我々はプロトタイプを作成して、わずか2ヶ月で温室内の温度とエネルギーの両方を測定できる実用最小限の製品(MVP)を納入しました。

MVPは7人のチームによって提供されました: 温室のコンピュータとの統合のためのHortiluxの2名の技術者、シーメンスのソフトウェアエンジニア2名、ファーストコンサルティング社のビジネス・テクノロジー・コンサルタント2名、Hortiluxのビジネス開発ディレクター。
各2週間のスプリントの終わりに、ステークホルダー向けのデモセッションを開催し、ビジネスとユーザーのニーズに合わせてアプリケーションをカスタマイズすることができました。

この開発プロセスはどんな経験でしたか?
Mendixで開発することの大きな利点は、コーディングについて常に心配する必要はなく、むしろビジネス価値の提供とユーザーエクスペリエンスの最適化に集中することができることです。
たとえば、開発プロセス中に、栽培者と一緒に温室に行って、彼がどのようにアプリを使用するかを見ることができました。
そしてなんと、白い背景色では照明で光ってしまって、画面がほとんど見えないことがわかったのです。
これは席に座って開発していたのでは分からないことでした!

このケースは、Mendixプラットフォームの初期の産業用IoTアプリケーションであった為、Mendix App StoreにはまだプラグアンドプレイIoTコネクタはありませんでした。しかし、現在はコネクタを利用してアプリを作ることが可能になっています。
今ではIoTコネクタを使用してアプリケーション開発経験のない大勢の人が、容易にIoTアプリケーションを開発することができるようになりました。

 

どのようにあなた自身の言葉でMendixを表現しますか?
Mendixは、コードを記述するのではなく、ビジネス価値を提供することに集中する為のプラットフォームです。
私はMendixを使うことによって、業務分析とビジネスの専門知識をアプリケーションに変換することができるようになりました。
午前中にアイデアを考えてダイレクトにビルドすれば、午後にデモを行うことだって簡単にできます。
Mendixを使ったスピーディな開発によって、さまざまなステークホルダーの皆様と一緒にアプリケーションを検証し、その場で受け取ったフィードバックをすかさず適応させることができるようになるのです。

 

仕事以外のあなたの興味/趣味は何ですか?
個人で使うためにMendixのアプリケーションを作成することがあると言ってもいいでしょうか?
個人的な事を言いますと:私は婚約者(産科医)と美しいロッテルダムという街に住んでいます。
フリータイムには、私はジムに行くこと、サイクリング、カイトサーフィン、スノーボードなどのスポーツ活動をするのが好きで、料理と旅行も楽しんでいます。
私はまた、家族や友達と会い、美味しい夕食や夏のバーベキューに彼らを招待したいと思っています。

 

翻訳元:

How Richard van Osnabrugge Developed an IoT App Without a Coding Background

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