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すべてのITリーダーが「アプリ疲れ」を心配する理由

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Edward Hadley
2017年8月15日

 

手元にあるスマートフォンのアプリについて考えてみましょう。
おそらく今、皆さんのスマートフォン上にはたくさんのアプリがダウンロードされていると思います。けれども、定期的に利用しているアプリはいくつありますか?

comScoreの調査によると、モバイルユーザーはわずか5つのアプリが利用時間の85%を占めています。
さらに、ガートナーの調査によると、41%のユーザーがアプリを追加でダウンロードをしなくなり、実際にアプリのダウンロード数は20%も少なくなっています。

モバイルユーザーは「アプリ疲れ」の状態になっているのは明らかで、もうこれ以上新しいアプリをダウンロードするのには抵抗があります。
企業のITリーダーは、B2Cソリューションを提供する上では「アプリ疲れ」は無関係と捉えているかもしれませんが、従業員、パートナー、サプライヤも一般のモバイルユーザーと同じです。
彼らはシンプルで直感的で魅力的なアプリに慣れ親しんできており、これによってエンタープライズアプリのユーザエクスペリエンスにも期待するようになってきました。

したがって、B2C、B2E、あるいはB2B用にアプリケーションを構築する場合でも、ユーザーは貧弱でいつも慣れ親しんだレベルに達しないユーザーエクスペリエンス(UX)に対しては厳しく評価することになります。
ユーザーがアプリが使いにくいとか分かりにくいと評価すると、アプリは利用されません。
利用されなければ、アプリの導入効果やビジネスの価値向上は決して得られません。

 

ユーザーエクスペリエンス(UX)によるアプリ疲れ

企業にとってはアプリ疲れは量より質の問題であることを認識することが重要です。
ガートナーによると、

“多くの企業では、UXに重点を置かずチェックボックスをチェックするだけで十分な機能だけを提供しており、ユーザはそれらのアプリが生み出す価値を認識していません。”

エンタープライズアプリケーションユーザーのアプリ疲れによってビジネスイニシアチブを危険にさらさない為、3つの推奨事項を以下に示します。

  • まず一つ目は、ユーザーエクスペリエンスを意識してください。すぐれたユーザーインターフェースを持たない単純な機能のアプリケーションでは不十分です。うまく設計されたUXは、ユーザーのニーズ、行動、アプリケーションを使用する行動シナリオに基づいて、適切なUI、機能、ワークフローの組み合わせを提供します。しかし、UXのデザイン人材の不足を常に感じているITリーダーは、既存のリソースを最大限に活用して、より多くの人が魅力的なUXを作成できるようにする新しい設計アプローチを検討する必要があります。
  • UXは、アプリケーションのデザインとデバイス固有の機能を組み合わせることによって向上させることができます。一般のモバイルユーザーと同様、エンタープライズユーザーも多くのアプリをダウンロードしたくないかもしれません。また、デバイス固有の機能を活用することで、使い勝手と業務効率を大幅に向上させることができる可能性もあります。こうしたニーズを実現するには、レスポンシブなアプリケーションを構築し、一貫したデザインと使い勝手を追求していけばいいのです。
  • アプリケーションを集中させることによってたくさんのアプリをインストールしなくてもよくなります。新しいアプリの価値と利便性は、それをユーザーが利用することによってのみ実現されます。特定のユーザーグループやコンテキストに合わせてカスタマイズされたアプリケーションを作成することで分散する傾向は防がなければなりません。ユーザーはアプリの水類ごとにさまざまなデバイス上でやりとりする方法を検討し、それに応じてUXを最適化します。すでに実稼働中のアプリの場合、使われていない機能を削除することは、新しい機能を構築することと同じくらい重要可能です。可能な限り最小限のアプリで機能を提供することに重点を置くべきなのです。

 

アプリ疲れは起こりうることであり避けられないこと。企業のITリーダーにとっては懸念事項となります。

アプリ疲れは一般のモバイルユーザーの動向に基づいていますが、企業のITリーダーにとっては懸念事項となりつつあります。
業務効率、顧客関与、収益の成長を促進するためにより多くのアプリケーションを構築しようとする企業にとって、魅力的なUXを提供することが必要です。
実際、ガートナーは、2018年までにエンタープライズアプリの3分の1が6ヶ月以内に失敗すると予測しています。

ユーザーの採用とアプリの成功を確実にするためには、開発チームは見た目と感覚だけに留まらず、 上記の推奨事項を適用することで、特定のユーザーグループやシナリオのニーズに合わせて、望ましく、コンテキスチュアルで、使いやすいアプリを作成するのに役立ちます。

デバイスの継続的な普及とユーザがデバイスを頻繁に切替える傾向があることから、シームレスでマルチチャネルのユーザエクスペリエンスを提供することがUX設計のもう一つの重要な側面です。  より深く知るには、Executive Briefの「多チャンネルエクスペリエンスの4つの原則」をダウンロードしてください。

 

翻訳元:

Why Every IT Leader Should Be Concerned with App Fatigue

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