インタビュー

第3回:千夏(ちなつ) × 梨花(りか)

システム開発本部 開発2部
【千夏(仮名)略歴】
・N大理工 海洋建築工学科卒
・2008年4月 ビルドシステム入社
 自動車、医療など様々業界でシステム構築に携わる他、Mendixセミナーの講師として活躍

【梨花(仮名)略歴】
・Y大 生命環境学専攻 大学院卒
・2020年4月ビルドシステム入社

今回は、現場の最前線で活躍中の女性エンジニア2人にインタビューしました。
先輩・後輩の関係の2人がなぜIT業界とビルドシステムを選んだのか、そしてこの仕事の魅力について、存分に語ってもらいました。

─学生時代はどんなことに夢中になっていましたか?

(千夏)
自分の周りの空間やモノを自分の手で創ることが好きでしたし、海の傍で育ちましたので、海辺の空間を創る、という、大学では海洋建築工学を専攻しました。

ちょうどそのころPCやネットが一般化してきてしばらく経った頃で、ネットで何でも情報を探せるし、箱庭で遊ぶ感覚で夢中で色々作って遊んでいました。

(梨花)
私は生命環境学専攻で、次世代燃料生成のための微生物の発酵機構について研究していました。研究生活の傍らで、吹奏楽を中学から続けていて、大学でもコンクールに参加したり、出張演奏したり、サークル活動を通して青春を満喫していました(笑)。

─お二人とも大学の専攻とは違うIT業界を選ばれていますが、その理由は何ですか?

(千夏)
大学の研究でもPCを使っていましたし、PCを個人でも手軽に買える時代になって、弄ること自体が楽しかったんですよね(笑)。かっこいいし、面白いし、いつも遊んでいるツール、という感覚で、これを仕事にしたらスキルも上がってさらに楽しいかな、と。

あと、当時建築職はかなり厳しいという話も囁かれていて…今考えるとどの職でも同じですが(笑)。

(梨花)
大学では微生物の発酵について研究していたのですが、基礎研究的な面が強くて、自分には向いてない?って感じたんです。学問としては面白いけど、これを仕事としてやっていくのは大変だなぁ、と。

研究は成果物が見えにくいですし、時間をかけて地道に続けていかないといけないし…

一度は研究職を目指した時期もありましたが、そういう仕事をお金に換えるのはとても大変だと思ったので、就職を機会に新しいことに取り組みたい、と思ったのが一番大きな理由ですね。

IT業界に目を付けたのは、割と直感的に「面白そうな業界」と感じたためです。

大学でもデータ解析の授業の一環として、プログラミング実習で解析プログラムを作成して、形として見えにくい研究データなどを、プログラムを走らせることでパっと表やグラフに出せるのが感動でした。

こういう業界で仕事をすると面白そうだし、お金になりそう、と直感したんです(笑)。

(千夏)
研究職は厳しそうなイメージありますね。
私も就活の時にかなり迷いましたが、大学の専攻は純粋な興味で選んだな、と思ったところもあり…。
食っていく「仕事」としてこれから人生の長い時間を過ごしていく、と改めて考えたときに、IT業界が候補にあがりました。

ITはオールマイティ、オールジャンルです。今どきシステム入っていない業界はありませんから、そのスキルさえあればどこの業界にも食い込んでいける、入っていけるところが魅力だと思います。

(梨花)
PCやネットがすごいのは、色んなものに興味をもった時に、すぐ調べられる、拾ってこれる、っていうところだと思います。エンタメはもちろん、学問的に興味があることも調べられるし、大学や職業をどう選ぶかっていくことにまで、何にでも役に立つデバイスが身近にあるって、すごいことだと思いますし、その可能性はこれからさらに拡がっていくと思いますね。

─ビルドシステムを選んだ理由や魅力を教えてください。

(千夏)
新卒・未経験でこの業界に入るので、わからないことを聞けない、質問できないような会社は困るな、と思い、大学の研究室のような雰囲気で、先輩方が気さくなところ、を重点ポイントとして選びました。

ビルドシステムは、面接のときに先輩たちを集めて質問会=「何を言っても聞いてもいい会」をやってくれたんです。先輩たちに質問しやすい場と雰囲気を作ってくれましたから、こちらも格好をつけずに素を出せました。会社のイメージは今もそのときの印象とあんまり変わっていませんね(笑)。 

(梨花)
私もこの業界は初めてでしたので、とりあえず就職斡旋業者さんに「ITに興味があるのでどこかよさそうなところを紹介してください」とざっくりお願いしていたところ、タイミングよく「ビルドシステムはいかがですか?」と案内が来たんです。

当時は一般的なシステム開発というとソースコードをひたすら入力していく、ていうイメージを持っていたのですが、ビルドシステムはMendixという開発ツールを担いでいる会社、ということをHPで見て興味が湧きました。

は?Mendix? 何それ?…と調べてみるにつれ、何だかわからないけどスゴそうなツールを担いで何か新しいことをやろうとしているらしい、と。で、これは普通の開発会社より面白そうだな、と直感したんです。

あと、働くからにはやはり「面白い人」がいるところで働きたい、と思っていたのですが、ビルドシステムを受けてみたら面接官の人事企画部長がメチャメチャ愉快な人だったんですね(笑)。

この人がいる会社ならもっと面白い人がいるんじゃないか、そう思ったのが入社の決め手でしたね。

そして実際入ってみると、面白い人しかいないんですよ (大笑)。
あ、もちろん面白いだけじゃなくて、先輩方は皆さんとても頼りがいがありますよ! いつも色々なことで助けてもらってます。

─Mendixの技術の習得はどのように?

(梨花)
仕事に必要なことは先輩に聴きつつ覚えていくことができたので、未経験でも仕事の上では特に問題はありませんでした。

Mendixを仕事で使い始めたのは2020年の10月~ですが、今のプロジェクトではお金の動きや流れの管理システムを担当させていただいています。もちろんお金を扱うのでミスは許されないシステムですが、基本的な画面構築、処理についてはある程度任せていただけるようになっています。

(千夏)
「なんでこんなことも知らないの?」と怒られる環境にいると毎日がすごくつらいと思いますが、ビルドシステムはわからないことも都度先輩に教えてもらいながら解決でき、良い職場だと思います。

─ローコードツール、Mendixについて思うところ、可能性などについて感じていらっしゃることを教えてください。

(梨花)
私のように開発・プログラミングの経験が浅い人でも簡単にアプリを形にできる、というところが大きな魅力だと思います。

あらかじめ大枠が用意されていますし、その上で自分の好きなようにカスタマイズできるので、アプリ開発のハードルが下がって色々な人が開発できるようになっていくのではないかと思っています。

プログラムの構成や処理内容(分岐がいくつあるとか)がビジュアルにパッと見てわかることも一般的なソースコード開発には無い特徴で、開発がしやすい点だと感じています。

(千夏)
現場の方が必要なシステムを自身で作れる、という方向性は素晴らしいと思います。

ITの知識がそれほどお持ちでない現場の方が作れるようになる、というのが理想的なところだとは思いますが、実際にはツールに関する専門知識がいるところもまだ結構ある、というのが正直なところです。

なのでローコードツールといえども夢の道具ではなく、「プログラミングができる人が使えば従来よりもかなり手数が減る(早い)」、というくらいの認識で使うのが今は現実的と思います。

実際要件定義からほぼ自動的にプログラミング、というのはまだまだ先の姿ですし、要件 (やりたいこと)をどう綺麗にシステム落とし込むか、というのはスキルのある人が活躍しなければいけない領域ですね。

とはいえ、プログラミング未経験者でも多少の勉強でひとまず作れる、動かせる、というのはすごいと思います。

また、スクラッチ開発でソースコードを見るのに比べれば、「どう動かしているか」をユーザーがイメージできそうなところまで可視化されるのは可能性を感じます。

特に、Mendixは開発環境の構築が早い!!!というのは大きな利点だと思います。

今はまだ発展途上ですので現場のユーザーにとってはまだまだハードルは高いと思いますが、「何が欲しいか」は現場の方が一番知っているはずなので、さらに進化して、ユーザー自身がもっと簡単に自分で開発できるようになる時代が来るといいな、と思います。

ただ、実際のシステム開発においては、データを作って変えて保存する、というシステムの基本的なしくみやプロセスはもとより、ローコードの限界、特性についてよく理解しておく必要があります。ローコードツールを使ったとしても、基本的なアーキテクチャや効率の良いアルゴリズムについて習得していないと性能面や保守面などで様々な問題が出てくる場合があります。そういうポイントを熟知した上で、システムを設計できるのが我々ローコードツール開発のプロフェッショナル集団ならではの強みだと思います。

─これから学んでいきたいこと、やってみたいこと、夢について教えてください。

(梨花)
今興味があるのはフロントエンドのデザイン設計です。

もともとWebに限らず美術やデザインといったことに興味があり、よく美術館にも行っていますし、普段自分が使うアプリでもUIがいいとずっと使い続けたいな、と思うので、Webデザイナーとしてのノウハウをきちんと勉強したいと考えています。

スマホや一般的なWebサイトでも、ある程度の型は決まっているにしても、そこでユーザーがいかに楽しめるか、というワクワクする要素が必要だと思うんです。ローコードツール任せのUIだと使い勝手があまり良くないこともあるので、ツールの枠に囚われず、満足いくUI/UXを自分で構築できるようになりたいです。

(千夏)
ローコードをはじめ、新しいことがどんどん出てくる業界なので学ぶことは尽きないですね。

今は、ほとんどの会社さんが何がしかのITシステムを導入・構築しているので、色んな業界の様々なシステムを見ることができるのがこの職の魅力の一つと思っています。色んな業界やシステムの経験を積み、理解を深めながら楽しんで成長していきたいです。

─最後に、この業界を目指す人に一言お願いします。

(梨花)
先輩たちに聞いてコミュニケーションで解決することも大事ですが、今の時代「検索力」を磨いておくことが大事だと思います。今の時代はインターネット上にあらゆるジャンルの天才たちがいろんなことを書いてくれているので、ググれば解決できることもたくさんありますから。

「ググる力」を磨いておくと、時にそれは先輩より役に立つこともあります(笑)。

特にMendixのような海外ソフトではバージョンアップスピードが速いので、Javaなどオープンな技術に比べて情報が少ないので、欲しい情報がどんな検索キーワードで出てくるか、を知っていることは結構重要です。

(千夏)
私もこれまでいろんな会社に出向したりして、自動車、医療などの業界をはじめ様々なシステムに携わってきました。その仕事を通じて、大きな会社から小さな会社まで、いろんな人にもいろんな社風にも会える、いわば様々な異文化・異業種と触れられるのがこの仕事の魅力ですね。

「経験がないから」「技術がないから」としり込みするのはもったいない!と思います。

私も未経験でIT業界で働いていますが、知らなければ学べばいいだけ、と思って楽しんで働いています。

異文化、異業種に触れ、いつも新鮮な気持ちで働きたい方にとっては、とても面白い仕事ではないかと思います。

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